今回は柔術全く関係ない上に書いていたら長くなってしまったので、暇な時に気が向いたら読んでみてください…笑
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素晴らしい指導者のことを「名伯楽(めいはくらく)」と呼ぶことがあります。
僕が最初に名伯楽という言葉を知ったのはマイク・タイソンのトレーナーであるカス・ダマトのことを「名伯楽カス・ダマト」と書かれていたことがキッカケでした。
そのイメージなのか、名伯楽という言葉は特にスポーツでよく目にする気がします。野球ならノムさん(野村克也)がTHE 名伯楽って感じで言われていますね。
そして昨日Twitterを見ていたらこんなツイートを見かけました。
鬼優秀なスタッフを譲ってくれた別チームのマネージャーに、「何であんな優秀な人を手放してくれたんですか?」と聞いたら「彼女優秀なんですか?事務仕事の手が早いから、専ら会議調整とかPMO業務しかやらせてなかったんですが」と。千里馬常有、而伯楽不二常有一…
— JB (@Jwahrheit) December 15, 2021
千里馬常有、而伯樂不常有。
千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず。
現代のエピソードを中国の漢文から引用したツイートが面白くて目に留まりました。
伯楽とは馬の良し悪しを見分けることのできる人、という意味で転じて技術の達人という意味でも使わるようになったらしいです。
そして調べてみると、どうやらこの漢詩は韓愈が書いたものらしいです。「おお、つまり韓愈が伯楽の語源なのか!」と思いさらに詳しく調べてみました。
すると「伯楽」という実在の人物が春秋時代にいました。春秋時代は漫画「キングダム」の少し前の時代ですね。紀元前約600〜400年くらい。
この時代にいた伯楽という武将が、名馬を見分ける達人だったそうです。
韓愈は唐の時代(約600〜900年)の人物なので、この伯楽のことを語った漢詩だったわけです。
ちなみに伯楽という言葉も古代中国の星座で馬を表す星宿の云々…らしいのです(パッと調べて出てこなかった)
というわけで、名伯楽という言葉は今から2500年前の人物を例えていた!ということがわかりました。
ぶっちゃげ、だから何?という話なんですが笑
僕はこうやって人や言葉のルーツを辿っていくのが楽しいので思いついたら掘り下げて(遡って?)います。
背水の陣や四面楚歌と言った言葉も古代中国由来の言葉ですね。こういう言葉には漫画や小説、ドラマにしても面白いエピソードがあるので調べてみふのが好きですね笑
例えばネットで買い物するときの「ポチる」
これはどうやらヤッターマンでボヤッキーを演じた八奈見乗児さんのアドリブらしいです。
ネット世代でも通販でボタンを押して買う行為を「ポチる」と表現するのをご存知かと思いますが、まさにその原点は八奈見乗児氏の名アドリブにあるのです。 https://t.co/32Hpinu7ku pic.twitter.com/QUbP1aSk2U
— 松田未来 12/31冬コミ東マー05a TEAM Firebird (@macchiMC72) December 15, 2021
「ポチっとな」は八奈見乗児氏のアドリブが起源だった。「歴史に残る名アドリブ」 - Togetter
こんな感じで今の自分が使っている言葉と、過去に知っていたものが繋がるとすごく楽しいです。自分では 時間がすごい速さで浪費していくことには目を背けつつ 知的好奇心を刺激し見聞を広めている、としてプラスに捉えていますw
柔術全く関係ない話なのですが、暇つぶし雑学として覚えておいてください笑
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